建築家と建てる住宅記録

住宅に関することあれこれ

引越のタイミング

賃貸住宅に住んでいる人がいつそこを引き払うか、結構迷うと思います。

退去日は事前に大家さん(管理会社)へ伝えないといけませんが、退去日に新居の引渡しが終わっているとは限りません。

新居の引渡しが終わっていないのに、賃貸住宅を退去…こんな最悪のケースは絶対に避けたいです。

一番安全なのが、新居の引渡しが終わってから賃貸住宅の退去の連絡を行うこと。

ただしこれでは退去が遅れるため、賃貸とローンの二重支払いが生じる可能性が高く、経済的には辛いところです。

お勧めとしては、建築請負契約にある引渡日を基準としながらも、現場の進捗状況を踏まえて、多少余裕をもって退去日を決定することです。

また、引越の荷造りの状況も加味すると良いと思います。


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インテリア。
TempoDrop ストームグラス。

気候によって樟脳が様々な形状になるとのこと。

以前から気になっていて購入したばかりですが、
ちゃんと動作するかどうか…

玄関 ホール 夜(暫定)

f:id:unsungstory:20150905121938j:plain夜のホール。

ベースカラーは黒。

床は商業系に用いられる大判のタイル。

靴の脱ぎはぎ用として、イームズ シェルチェア(エッフェルベース)を配置。

全体的にハードな印象で、生活感を抑えた佇まい。

無音の状況下では、落ち着きのあるリラックス空間になります。

玄関正面右には木製スケルトン階段。正面には坪庭と木製ルーバー。その先は隣地緑地。

夜は照明の関係で店舗の様な印象ですが、日中は全く異なる印象になります。

シェルチェア自体は気に入っていますが、レイアウトの関係で椅子の変更と、玄関ラグの変更または撤去を検討中。

ハイサイドライト

引渡しも終わったので少しずつ写真を載せていきます。

 

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季節は夏、ハイサイドライトのカーテンを上げると、西日の光がリビングに差し込んできました。

 

化粧屋根裏・内壁は全て黒色。

 

光に照らされ様々な表情を見せています。

 

たまたま上げたカーテンから嬉しい贈り物を戴きました。

 

 

自分で建物表題登記ー無事終了ー

20150728近況
先日建物完成引渡しが終了しました。
1ヶ月強の遅れとなりましたが、概ね想定内。
まだちょっとした作業はありますが、ここまで来られたことに対し関係者各位には感謝いたします。

さて本題。
結果的には事前の話の通り、7日+3日で表題登記完了証の交付となりました。
こちらは無料で交付。
所要時間15分。

その足で、市役所へ住宅用家屋証明書の交付申請に。
1300円を支払い、証明書を入手。
こちらも所要時間15分。

ここから先は、司法書士さんへ依頼。
上記の書類をもって所有権移転登記・抵当権設定登記へ。<表題登記まとめ>

・書類は半日程度で準備できる。
・費用が10万円程かからなくて済む。

・法務局に行く手間がかかる。
・引渡しまでのスケジュールがタイトな人にはあまり向かない。(締切への若干のストレス)

先人の方々と同じような感想となりました。
個人的には、自分でやって『正解』でした。

建物表題登記を自分でやってみる

 

建物が完成したら、以下の3つの登記を管轄の法務局に行います。

 

①建物表題登記

②建物所有権保存登記

③抵当権設定登記(土地・建物) ※ローンを組んでいる人のみ

 

私は銀行・設計事務所・工務店に相談し、①を自分でやることにしました。

①は主に土地家屋調査士が委託を受けて行うことが多く、その費用は10万円ほどと言われています。

自分でやればタダなので、やれるならやらなきゃ損ですね。

なお上記①~③について、自分でできるかどうかは関係者(銀行・設計事務所・工務店等)によく確認する必要がありますので注意です。

 

表題登記に必要なものは諸先輩方のHPから学びました。また実際に提出する管轄の法務局のHPも事前に確認するといいでしょう。

 

kozukaipage.web.fc2.com

 

取りあえず何でも自分でやってみよう!(建物表題登記)

 

皆さんも仰っていますが、やはり各階平面図・建物平面図の作成がちょっと大変でした。

作成に当たり、使用したソフトは以下のフリーソフト

Jw_cadのページ

ダウンロード直後は使い方が分からず苦労しましたが、ネットで逐次調べながらどうにか作成。

作成時間は正味6時間くらい。

 

作成をしたら管轄の法務局に、電話で予約し書類チェックをしてもらいます。

提出書類に軽微な修正がありましたが、後日修正部分を差替えすることとし、そのまま提出することができました。

法務局滞在時間20分。

表題登記完了まで通常1週間ほどかかるとのことですが、土地家屋調査士でない個人の申請の場合、登記官による現地確認のため+3日ほどかかるとのことでした。

表題登記が完了しているかは、自分で法務局に確認する必要があります。

 

表題登記が完了したら、所有権保存登記を行います。(私は司法書士に委託)

 

まずはちゃんと表題登記が完了すると良いのですが・・・。 

どうする?火災保険・地震保険

近況
20150702現在、工事が遅れております。
まあ予想していたことですが、その遅れも予想の範囲内で、どうにか竣工しそうです。
賃貸の退去日や引越日も決めてしまったので、もう延期は無理。頑張って仕上げてください大工さん。

さて本題、保険です。
結論から。わが家は火災35年地震5年を選択する予定です。
理由:最長の35年が最も割引率が高い。
今後の火災保険の値上がりを予想した。
長期の契約申し込みが今年で終わる。
初めに保険料を支払ったら、以後の支払いを考えなくて良い。

住宅ローンを組んだら火災保険加入は必須。必須かつ長期短期で商品内容も変わらないならばトータルで最も安いものを選ぶ、単純な思考回路ですね。

当然考え方によっては、商品内容が変わるリスクがあったり、35年は長すぎだろうとか、契約期間を短くして手元に現金を残しておくとか、いろいろあると思います。

契約が終盤で、何かと後回しになりがちな火災保険ですが、長期契約だとかなりの保険料になります。

そんなわが家も結構安く試算していて、各社見積りを見て焦りました。
試算当初は契約期間を絞れていなくて、短期長期の中間で見積もっていたことが失敗の元。

予算見積り時は、結果的には短期を選んだとしても、最も長期の火災保険と地震保険で算入することをお薦めします。
短期であれいずれ払わなければならないから。

地震保険は、やはり近年の大地震。とりあえず入っておこう、と。
保険料は高いし、保証は最大二分の一だしと、微妙ですが仕方がない。
5年後に再検討ですね。